楽天シンフォニー、エジプト国有のTelecom EgyptとOpen RANベースの4G試験通話に成功

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Rakuten Mobile (楽天モバイル)の完全子会社であるRakuten Symphony (楽天シンフォニー)およびエジプトの移動体通信事業者(MNO)でWEとして携帯通信事業を行うTelecom Egyptは北アフリカでOpen RANベースの第4世代移動通信システム(4G)の試験通話に初めて成功したと発表した。

Rakuten SymphonyおよびTelecom Egyptは米国(アメリカ)のCisco Systemsおよび通信インフラストラクチャの高度化やオープン化を推進する国際的な非営利組織であるTelecom Infra Project (TIP)とともにOpen RANベースの4Gの試験通話に成功したと案内している。

Open RANベースの4Gの試験通話に成功した事例は北アフリカでは初めてとなる。

Telecom Egyptが通信網のクラウド化を目指す中で、Rakuten Symphony、Cisco Systems、Telecom Infra Projectが中心に通信網全体のクラウド化に向けた取り組みの一環として実施したという。

Rakuten Symphonyはエッジクラウドの仮想化した集約装置および分散装置を含めた仮想化無線アクセスネットワーク(vRAN)ソリューションを供給した。

なお、Telecom Egyptはエジプト国有の移動体通信事業者である。

Telecom Egyptの株式の70%をエジプト政府が保有する。

エジプトで第4の移動体通信事業者として4Gの整備を進めているが、エジプトの移動体通信事業者としては最初に第5世代移動通信システム(5G)の免許も取得しており、5Gの商用化に向けて5Gの試験も実施している。