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サウジアラビアのMobilyがOpen RAN導入を検討、Ericssonと覚書を締結



サウジアラビア(KSA)の移動体通信事業者(MNO)でMobilyとして携帯通信事業を行うEtihad Etisalat CompanyはOpen RANの導入を検討することが分かった。

Ericssonが情報を開示しており、Etihad Etisalat CompanyとOpen RANでサウジアラビアの携帯通信網を高度化することを目的とした覚書に署名したという。

両社はOpen RANを原則としてサウジアラビアの携帯通信網を高度化する機会を模索する。

覚書の範囲にはクラウドネイティブの原則とオープンで標準化されたフロントホールインタフェースを備えたOpen RANアーキテクチャに基づくEricsson Cloud RANの展開に向けた検討などが含まれる。

Etihad Etisalat CompanyはEricssonを国家のデジタルトランスフォーメーションを加速する携帯通信網の高度化で信頼できる提携相手と表現している。

Open RANの展開はサウジアラビアの政府機関である通信情報技術省(Ministry of Communications and Information Technology:MCIT)および通信宇宙技術委員会(Communications, Space & Technology Commission:CST)が促進する携帯通信網のオープン化と仮想化に呼応できることをも付け加えている。

サウジアラビアでは3社の移動体通信事業者が携帯通信事業を行うが、サウジアラビア政府の政策も影響して全社がOpen RANの導入に前向きである。

最大手でstcとして携帯通信事業を行うSaudi Telecom Companyは米国(アメリカ)のMavenir Systemsと協力して2024年に商用でOpen RANを導入することが決定している。

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