PROSE Technologies製スモールセルがFCC通過、楽天シンフォニーの無線装置パートナー
- 2024年03月24日
- Rakuten-総合, 海外携帯電話
アイルランドのPROSE Technologies (Ireland)製の基地局「IRU-O-24-D25D41D66D71-ANT-10」が2024年3月13日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)を通過した。
FCC IDは2BD4BK018272である。
携帯通信網はNR (FR1, TDD) n41/n77, LTE (FDD) B25/B66を運用できる。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式および第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式に対応した基地局となる。
屋内向けスモールセルとなることが分かっている。
製造を担当する工場も開示しており、PROSE Technologies (Ireland)の中国法人であるPROSE Technologies (Suzhou) (普拉斯通信技術(蘇州))、インド法人であるPROSE Technologies India、米国法人であるPROSE Technologiesの工場で製造を行う。
なお、連邦通信委員会の認証ではPROSE Technologiesが申請者として機能している。
米国の政府機関である連邦通信委員会の認証を受けたため、米国の移動体通信事業者(MNO)に納入すると思われる。
PROSE Technologies (Ireland)は韓国のQucell Networks、台湾のMicroelectronics Technology (台揚科技:MTI)、台湾のSercomm Corporation (中磊電子)とともにRakuten Mobile (楽天モバイル)の完全子会社であるRakuten Symphony (楽天シンフォニー)の無線装置のパートナーとなっている。
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