HTC、東南アジアなどで現地法人4社を清算
- 2024年03月18日
- Android関連
台湾のHTC Corporation (宏達国際電子)は東南アジアなどで4社の現地法人の清算を完了したことが分かった。
HTC Corporationのタイ法人であるHTC (Thailand)、マレーシア法人であるHTC Malaysia、インドネシア法人であるHigh Tech Computer Indonesia、スウェーデン法人であるHTC Communication Swedenの清算を完了したという。
清算の完了日はHTC (Thailand)が2023年3月10日、HTC Malaysiaが2022年10月17日、High Tech Computer Indonesiaが2022年12月12日、HTC Communication Swedenが2023年12月31日である。
なお、HTC (Thailand)は2021年2月21日に開催した株主総会、HTC Malaysiaは2022年2月7日に開催した株主総会、High Tech Computer Indonesiaは2019年6月17日に開催した株主総会で解散を承認していた。
HTC Corporationは携帯端末事業を世界各地で拡大するためにタイ法人、マレーシア法人、インドネシア法人、スウェーデン法人を設立したが、携帯端末事業の低迷を受けて多くの国および地域で携帯端末事業を終了した。
携帯端末事業の低迷に伴いVR事業を携帯端末事業に代わる主力事業として強化しているが、VR事業では携帯端末事業の縮小を補えておらず、VR事業を展開する国および地域も限られている。
もはやタイ法人、マレーシア法人、インドネシア法人、スウェーデン法人に役割はないと判断したため、解散することになった。
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