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Galaxy S24 (SCG25)とGalaxy S24 Ultra (SCG26)はau網でn78無効、n77として利用可能



KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)がauのラインナップで発売する韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のスマートフォン「Galaxy S24 (SCG25)」と「Galaxy S24 Ultra (SCG26)」はKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone Companyの携帯通信網では第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式でn78を利用できないことが分かった。

KDDIはauの公式ウェブサイトで掲載する日本国内の携帯電話向け周波数の実装状況にGalaxy S24 (SCG25)とGalaxy S24 Ultra (SCG26)を追加した。

Galaxy S24 (SCG25)とGalaxy S24 Ultra (SCG26)ともに5Gの3.5GHz帯ではn78に対応するが、au SIMではn77として利用できると記載している。

3.7GHz帯ではn77およびn78に対応するが、au SIMではn78は利用できないと記載しているため、3.5GHz帯と同様にn77として利用できることになる。

KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone Companyは3.5GHz帯と3.7GHz帯で5Gの無線方式としてNR方式を運用する。

3.7GHz帯には狭義の3.7GHz帯と4.0GHz帯が含まれ、NR Bandは3.5GHz帯と狭義の3.7GHz帯でn78、4.0GHz帯でn77として運用するが、3.5GHz帯と狭義の3.7GHz帯ではMultiple Frequency Band Indicator (MFBI)技術を適用してn77の端末も許容している。

Galaxy S24 (SCG25)とGalaxy S24 Ultra (SCG26)ではKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone Companyの携帯通信網はn78を無効化しており、n78として運用する3.5GHz帯と狭義の3.7GHz帯ではn77として利用できる仕様と考えられる。

なお、n78とn77はFR1でTDDのオーバーラッピングバンドで、標準化団体の3rd Generation Partnership Project (3GPP)で周波数範囲はn77が3300~4200MHz、n78が3300~3800MHzと定義されている。

MFBI技術を適用すると運用バンドがn78の場合にn77の端末、運用バンドが3800MHz以下でn77の場合にn78の端末も許容できる。

参考までにKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone Companyが地域ごとに連携する1の者として割当を受けた3.5GHz帯は3520~3560MHz、狭義の3.7GHz帯は3700~3800MHz、4.0GHz帯は4000~4100MHzである。

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