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NTTドコモ向けと思われるノキア製の3.7GHz帯と4.5GHz帯の5G基地局が技適通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明などを受けた機器の情報を更新した。

フィンランドのNokia Solutions and Networks製の基地局「BS4001形BDE(P)AZQI-3.7G基地局装置」と「BS4001形BDE(P)AZTA-4.5G基地局装置」が一般財団法人テレコムエンジニアリングセンター(TELECOM ENGINEERING CENTER:TELEC)を通じて2024年3月19日付けで電波法に基づくの工事設計認証を受けたことが分かった。

工事設計認証番号はそれぞれ001-A21025と001-A21026である。

いずれも申請者はNokia Solutions and Networksの日本法人であるNokia Solutions and Networks Japanとなっている。

特定無線設備の種別は証明規則第2条第11号の29に規定する特定無線設備で、TD-5G-NR(Sub6)用基地局に該当する。

周波数はそれぞれ3600~3700MHzと4500~4600MHzで動作するため、NTT DOCOMOが第5世代移動通信システム(5G)向けに割当を受けた周波数で動作することになる。

機器名称から無線装置はそれぞれAZQIとAZTAとなる。

少なくともAZQIはAirScale Macro Remote Radio Headsのラインナップであることから、マクロセル向けアンテナ分離型無線装置と考えられる。

Nokia Solutions and Networks製のNTT DOCOMO向け制御装置と組み合わせ、部分的にNTT DOCOMOの型番規則を適用した基地局として工事設計認証を受けたため、NTT DOCOMO向けに開発を進めていると思われる。

総務省

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