楽天モバイル、プラチナバンドの試験電波を発射開始

Rakuten Mobile (楽天モバイル)は700MHz帯の試験電波の発射を開始したと発表した。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications：MIC)より700MHz帯における移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画の認定に伴い割当を受けた700MHz帯の試験電波の発射を2024年4月30日に開始したという。

700MHz帯の試験電波で検証を行い、早期に700MHz帯を商用で運用できるよう目指すと案内している。

700MHz帯では無線方式として第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を導入できる。

バンド番号はBand 28となる。

帯域幅は3MHz幅で運用する。

基地局を構成する無線装置はフィンランドのNokia Corporationの完全子会社で同国のNokia Solutions and Networksから調達することになった。

700MHz帯では初期の段階は加入者が多い高トラヒックエリアの都市部でカバレッジホールを優先的に整備する計画である。

なお、700MHz帯を含めた1GHz未満の低い周波数はカバレッジの確保に有利で、プラチナバンドと呼称する場合がある。

Rakuten Mobileも700MHz帯をプラチナバンドと呼称しており、プラチナバンドの展開を順次拡大すると説明している。

コメントは受け付けていません。