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ソフトバンク、近畿地方で2GHz帯の5G基地局の無線局免許を取得



SoftBank Corp.は近畿地方でも2GHz帯の第5世代移動通信システム(5G)の基地局の無線局免許を取得したことが分かった。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ホームページで無線局免許の情報を公開しており、SoftBank Corp.は2024年4月10日付けで新たに基地局の包括免許を取得したことを確認できる。

基地局を開設できる区域は総務省の近畿総合通信局管内である。

周波数と帯域幅は中心周波数が2157.5MHzで15MHz幅もしくは中心周波数が2160MHzで20MHz幅となっている。

備考欄には無線局種補足などを記載していないが、無線方式は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式および5GのNR方式を運用できると思われる。

バンド番号はLTE方式がBand 1、NR方式がFR1のn1となる。

2GHz帯では1.7GHz帯と同様にLTE方式とNR方式で動的に周波数を共有するダイナミックスペクトラムシェアリング(DSS)を導入する見込みである。

これまでに、SoftBank Corp.は総務省の東北総合通信局管内、関東総合通信局管内、九州総合通信局管内でも2GHz帯の5Gの基地局の包括免許を取得したことが判明している。

第3世代移動通信システム(3G)の終了に伴い2GHz帯で4Gの帯域幅の拡張および5Gの導入を進める見込みで、ほかの区域でも2GHz帯の5Gの基地局の包括免許を順次取得すると思われる。

なお、3Gの無線方式としてはW-CDMA方式を採用したが、近畿地方では2024年4月15日をもって3Gの提供を終了した。

総務省

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