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京セラとGCT、ミリ波5G対応CPEのリファレンスプラットフォーム開発で合意



KYOCERA Corporation (京セラ)および米国(アメリカ)のGCT Semiconductor Holdingは第5世代移動通信システム(5G)に対応した顧客構内設備(CPE)のリファレンスプラットフォームに係る協力で合意したことが分かった。

KYOCERA CorporationおよびGCT Semiconductor Holdingは顧客構内設備向けのリファレンスプラットフォームを開発するために協力するという。

KYOCERA Corporationが開発したミリ波(mmWave)の周波数に対応した5GのアンテナモジュールやGCT Semiconductor Holdingが開発した5Gのチップセットなどがリファレンスプラットフォームに組み込まれる。

リファレンスプラットフォームには第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式、5GのNR方式、USB、イーサネット、PCI Express、SLICなど通信のための多様なインターフェイスを実装するという。

LTE方式はLTE DL Category 15に対応しており、NR方式は標準化団体のThird Generation Partnership Project (3GPP)で仕様化したRelease 16に準拠する。

NR方式はサブ6GHz帯(Sub6)およびミリ波の周波数に対応することも決定している。

2024年第1四半期にリファレンスプラットフォームの提供を開始する予定である。

KYOCERA CorporationとGCT Semiconductor Holdingはリファレンスプラットフォームの提供によって端末ベンダがミリ波の5Gに対応した顧客構内設備の開発を加速することを期待するという。

両社が保有する高度な技術を組み合わせ、優れたリファレンスプラットフォームを提供すると表明している。

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