LGエレクトロニクス、ソウル駅などで5G構築へ
韓国のLG Electronics (LG電子)は韓国の首都・ソウル特別市に所在するソウル駅などで5G特化網を試験的に構築すると発表した。
LG Electronicsは韓国の鉄道事業者であるKorea Railroad Corporation (韓国鉄道公社:KORAIL)と業務協約を締結したという。
業務協約に基づきKorea Railroad Corporationが保有する鉄道施設で5G特化網を構築することになった。
まずはソウル駅で5G特化網を構築することが決定している。
ソウル駅で5G特化網を構築後は車両基地や変電所でも5G特化網を構築する計画である。
韓国国内の鉄道施設で5G特化網を構築する事例はLG Electronicsが初めてという。
LG Electronicsは新規事業として5G特化網事業に参入した。
5G特化網事業では5G特化網ソリューションとして5G特化網の構築や運用に必要なシステムおよびサービスを提供する。
鉄道施設でLG Electronicsの5G特化網ソリューションを導入して新しいビジネスモデルを模索すると表明している。
なお、5G特化網は日本のローカル5Gと近い韓国の制度である。
移動体通信事業者(MNO)に対して携帯電話向けに割当した周波数とは異なる5G特化網向けの専用の周波数で第5世代移動通信システム(5G)を構築することができる。
移動体通信事業者が5G特化網を構築することも認められている。
実際に移動体通信事業者が5G特化網を構築する事例もある。
スポンサーリンク