富士通とエリクソン、英国でプライベート5Gを提供
- 2025年02月14日
- 海外携帯電話
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Fujitsu (富士通)およびスウェーデンのEricssonは英国(イギリス)でプライベート5Gを提供していることが分かった。
Ericssonは英国のJaguar Land Rover Automotiveの工場でプライベート5Gを実装しており、車両の製造に必要な人工知能(AI)、生産ツール、機械学習アプリケーションの導入に貢献しているという。
プライベート5GはFujitsuと提携して実装したことも公表されている。
FujitsuとEricssonが提携してエンドツーエンドのプライベート5Gソリューションを提供していることになる。
英国に所在するJaguar Land Rover Automotiveのソリハル工場でプライベート5Gを実装しており、車両の製造ラインでプライベート5Gを活用しているという。
高速、低遅延、安全な無線通信を実現しており、自動車製造に新しい基準を設定すると強調している。
将来的にはJaguar Land Rover Automotiveのほかの拠点でもプライベート5Gを実装することも模索する。
なお、英国ではプライベート5G向けの周波数としてサブ6GHz帯(Sub6)で3.7GHz帯、ミリ波(mmWave)で28GHz帯を割当した。
そのため、Jaguar Land Rover Automotiveのソリハル工場で展開するプライベート5Gはいずれかの周波数を利用すると思われる。
無線方式として第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式を導入する場合のNR Bandは3.7GHz帯ではFR1のn77、26GHz帯ではFR2-1のn258となる。
FujitsuとEricssonは日本国内ではプライベート5Gと近い事業としてローカル5Gで協力しており、Ericssonはローカル5GでFujitsuが製造した通信設備も活用している。
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