楽天モバイルの2024年通期の業績が判明、MNO契約数は746万件に
- 2025年02月18日
- Rakuten-総合

Rakuten Group (楽天グループ)は2024年通期の業績の発表に合わせて同社の連結子会社であるRakuten Mobile (楽天モバイル)の業績なども開示した。
Rakuten Mobileの主要事業は携帯通信事業で、日本国内で移動体通信事業者(MNO)および仮想移動体通信事業者(MVNO)として携帯通信事業を行う。
2024年12月31日に終了した12か月間となる2024年通期の売上高は前年同期比26.2%増の2,839億800万円、営業損失は前年同期比24.7%減の2,426億9,600万円となった。
売上高のうちMNOとして提供する携帯通信サービスは58.5%、MNOとして提供する携帯通信サービスは2.9%を占めている。
2024年通期も営業損失を記録したが、前年同期比で営業損失は縮小した。
2024年12月31日時点の契約数なども開示している。
BCPとMVNEを除くMNOの契約数は746万件、MVNEの契約数は34万件、BCPの契約数は24万件、MVNOの契約数は26万件である。
合計では前年同期比で27.2%増の830万件となっている。
2024年12月31日に終了した3か月間となる2024年第4四半期のARPUは前年同期比2.1%減の2,856円となった。
なお、MVNEはRakuten Mobileが完全所有するRakuten Communications (楽天コミュニケーションズ)に対する帯域の卸売、BCPは法人向けにBCP用途で販売するプランを意味する。
スポンサーリンク