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NTTドコモ、5G国際ローミングの対象にスリランカとジョージアを追加



NTT DOCOMOは5G国際ローミングの対象の国を追加したことが分かった。

NTT DOCOMOは国際ローミングのWORLD WINGで第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式を利用できる5G国際ローミングを2022年7月15日に商用化した。

5G国際ローミングの対象となる国および地域と移動体通信事業者(MNO)は順次拡大している。

2025年1月31日付けで対象の国および地域を更新しており、新たにスリランカ(旧セイロン)およびジョージア(旧グルジア)が対象となった。

対象の移動体通信事業者はスリランカがSLTMobitelとして携帯通信事業を行うMobitelで、ジョージアがSilknetである。

なお、スリランカでは5Gを商用化しておらず、一般の加入者でも利用できる5Gのトライアルを提供しており、5G国際ローミングでは商用ではないトライアルの5Gを利用できることになる。

スリランカでは5G向け周波数の割当が遅れており、2025年前半に5G向け周波数を割当する方向で準備を進めている。

スリランカの移動体通信事業者は5G向け周波数を取得後に5Gを商用化する。

NTT DOCOMOではジョージアは対象の移動体通信事業者をGCELLとして案内しているが、GCELLはジョージアの移動体通信事業者として存在したGeocellを意味している。

SilknetはGeocellを買収後にGeocellをSilknetに統合したため、ジョージアではSilknetの5Gを利用できることになる。

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