NTTドコモ、5G国際ローミングの対象にスリランカとジョージアを追加
- 2025年02月25日
- docomo-総合

NTT DOCOMOは5G国際ローミングの対象の国を追加したことが分かった。
NTT DOCOMOは国際ローミングのWORLD WINGで第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式を利用できる5G国際ローミングを2022年7月15日に商用化した。
5G国際ローミングの対象となる国および地域と移動体通信事業者(MNO)は順次拡大している。
2025年1月31日付けで対象の国および地域を更新しており、新たにスリランカ(旧セイロン)およびジョージア(旧グルジア)が対象となった。
対象の移動体通信事業者はスリランカがSLTMobitelとして携帯通信事業を行うMobitelで、ジョージアがSilknetである。
なお、スリランカでは5Gを商用化しておらず、一般の加入者でも利用できる5Gのトライアルを提供しており、5G国際ローミングでは商用ではないトライアルの5Gを利用できることになる。
スリランカでは5G向け周波数の割当が遅れており、2025年前半に5G向け周波数を割当する方向で準備を進めている。
スリランカの移動体通信事業者は5G向け周波数を取得後に5Gを商用化する。
NTT DOCOMOではジョージアは対象の移動体通信事業者をGCELLとして案内しているが、GCELLはジョージアの移動体通信事業者として存在したGeocellを意味している。
SilknetはGeocellを買収後にGeocellをSilknetに統合したため、ジョージアではSilknetの5Gを利用できることになる。
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