楽天シンフォニー、Open RANソリューション提供へAirspanなどと協業
- 2025年03月01日
- Rakuten-総合

Rakuten Group (楽天グループ)の完全子会社であるRakuten Symphony (楽天シンフォニー)はリアルOpen RANライセンシングプログラムにおける無線アクセスネットワーク(RAN)ソリューションの提供に向けてインドのTech Mahindra、米国(アメリカ)のAirspan Networks、米国のCisco Systemsの日本法人の各社と覚書を締結したと発表した。
Rakuten Symphonyは合意に基づきリアルOpen RANライセンシングプログラムにおける最初のパートナーとして各社と協業して第4世代移動通信システム(4G)や第5世代移動通信システム(5G)において仮想化やOpen RANの技術を適用した携帯通信網の導入を促進するという。
パートナーの役割も公表している。
Tech MahindraおよびAirspan NetworksはRakuten Symphonyの集約装置、分散装置、運用管理を含むソフトウェアライセンスを世界中の通信事業者などに販売する。
さらにTech MahindraはRakuten Symphonyが推奨するシステムインテグレータとなる。
Cisco Systemsの日本法人はモビリティサービスプラットフォームにおけるプライベート5GソリューションをRakuten SymphonyのRANソフトウェアと組み合わせ、Rakuten Symphonyとともにプライベート5Gネットワークを提供する計画である。
Rakuten SymphonyのRANソフトウェアは5Gの拡張技術である5G-Advancedの機能を備えるという。
Rakuten Symphonyとパートナーの各社はRakuten Groupの完全子会社であるRakuten Mobile (楽天モバイル)による携帯通信網の構築で協力しており、協力を継続した関係が新たな協業に達したと説明している。
なお、Rakuten GroupはRakuten Mobileを通じてRakuten Symphonyを完全所有する。
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