OREX SAIとフィリピンのGlobe Telecom、Open RAN実証実験で協力

NTT DOCOMOの子会社であるOREX SAIはフィリピンの移動体通信事業者(MNO)であるGlobe TelecomとOpen RANの実証実験を開始するために協力するパートナーシップを共同で発表した。
OREX SAIおよびGlobe TelecomはOpen RANのフィールドトライアルに向けた準備としてOpen RANの実証実験を実施しているという。
Globe Telecomでは実証実験を通じてOpen RANの評価などを進める計画である。
なお、OREX SAIとGlobe TelecomによるOpen RANの実証実験は総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が展開するプログラムの一環となる。
総務省はフィリピンにおけるOpen RANのフィールドトライアル実施に向けた実証の請負としてフィリピンでOpen RANのフィールドトライアルに向けた実証実験を行う事業者を募集していた。
OREX SAIが落札したため、OREX SAIがフィリピンでOpen RANのフィールドトライアルに向けたOpen RANの実証実験を実施することになった。
これまでに、OREX SAIはフィリピンのPLDTおよび同社の連結子会社で同国の移動体通信事業者であるSmart CommunicationsともOpen RANの実証実験を展開している。
そのため、OREX SAIにとってフィリピンでは2件目のOpen RANに関する取り組みとなる。
OREX SAIはNTT DOCOMOとNEC Corporation (日本電気)の合弁会社で、出資比率はNTT DOCOMOが66%、NEC Corporationが34%である。
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