ミャンマーのOoredoo Myanmar、地震に伴い無料通話を提供
- 2025年03月29日
- 海外携帯電話

ミャンマー(ビルマ)の移動体通信事業者(MNO)であるOoredoo Myanmarは地震の影響を考慮して無料通話を提供したことが分かった。
ミャンマーでは2025年3月28日にザガイン地方域(サガイン地方域)を震源とする大規模な地震が発生しており、広範に深刻な影響が確認されている。
そのため、Ooredoo Myanmarは2025年3月28日に通話料を気にすることなく連絡を取り合えるようOoredoo Myanmarの電話番号宛の音声通話を無料で提供することになった。
ミャンマーでは携帯電話番号ポータビリティ(MNP)を導入していないため、携帯電話番号で移動体通信事業者を判別できる。
994、995、996、997、998から始まる10桁の携帯電話番号がOoredoo Myanmarに割当された携帯電話番号となる。
なお、SIMカードのパッケージなどには0994、0995、0996、0997、0998のように11桁で記載される場合がある。
地震の影響として一部の地域で通信障害が発生していることを認めている。
通信障害の詳細は公表していないが、早期に復旧できるよう努力を続けているという。
Ooredoo Myanmarはカタールの移動体通信事業者であるOoredooが完全所有していたが、OoredooはOoredoo Myanmarの株式の全部をシンガポールのNine Communicationsに売却を完了した。
そのため、Ooredoo MyanmarはNine Communicationsの完全子会社となる。
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