京セラ製の5GスマホEB1217が技適通過、法人向けか
- 2025年04月09日
- Android関連

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明などを受けた機器の情報を更新した。
KYOCERA Corporation (京セラ)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「EB1217」が2024年11月18日付けで相互承認(MRA)による工事設計認証を受けたことが分かった。
工事設計認証番号は217-241779である。
携帯通信網はNR (FR1, FDD) n1/n3/n28, NR (FR1, TDD) n41/n77/n78, LTE (FDD) B1/B3/B8/B18/ B19/B26/B28, LTE (TDD) B41/B42で工事設計認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。
無線LANの周波数は2.4GHz帯と5GHz帯を利用できる。
EB1217は未発表端末のメーカー型番である。
これまでに、米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証も通過しており、連邦通信委員会の認証では仕様の一部が開示されている。
連邦通信委員会の認証では製品種別は携帯電話、チップセットはMediaTek Dimensity 6300、電池パックの容量は4400mAh、製造国は中国であることが判明している。
工事設計認証や連邦通信委員会の認証で判明した情報からEB1217はスマートフォンと思われる。
KYOCERA Corporationは2025年3月期をもってコンシューマ向けスマートフォン事業から撤退したため、法人向けのスマートフォンとなる見込みである。
スポンサーリンク