ウズベキスタンのPerfectumが5Gを商用化、4Gは導入せず3Gから5Gに
- 2025年05月04日
- 海外携帯電話

ウズベキスタンの移動体通信事業者(MNO)でPerfectumとして携帯通信事業を行うRubicon Wireless Communicationは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。
Rubicon Wireless Communicationは2025年4月22日に5Gの提供を開始している。
当初は2024年第4四半期に5Gを商用化する計画を公表していたため、、5Gの商用化は当初の計画から遅れたことになる。
5Gは固定通信用途で提供しており、対応機種としてフィンランドのNokia Solutions and Networks製の据置型無線LANルータを用意する。
5Gのエリアはウズベキスタンの首都・タシケント市および隣接する自治体の一部に限られるが、順次拡大する計画である。
5Gの無線方式としてはNR方式を採用した。
無線アクセスネットワーク(RAN)構成はNR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)構成となる。
これまで、Rubicon Wireless Communicationは第3世代移動通信システム(3G)の無線方式としてCDMA2000方式を運用してきたが、LTE方式を含めて第4世代移動通信システム(4G)の無線方式は導入および運用していない。
そのため、3Gを導入後は4Gを導入せずに5Gを導入したことになる。
LTE方式を運用していないことから、NR方式のRAN構成としてLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成では運用できず、SA構成以外の選択はない。
基地局を構成する通信設備はNokia Solutions and Networksが供給している。
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