日本とカンボジア、5GやOpen RANなどで協力を確認
- 2025年05月31日
- 海外携帯電話

日本とカンボジアは第5世代移動通信システム(5G)やOpen RANなどで協力を確認したことが分かった。
2025年5月30日に日本国内で日・カンボジア首脳会談を開催しており、日・カンボジア首脳会談に続けて共同記者発表およびワーキング・ディナーも行われた。
日本とカンボジアの二国間関係では経済や投資の協力で5Gを含む基幹通信網の整備などで協力することも確認したという。
さらに両国の首脳は日・カンボジア首脳会談、共同記者発表、ワーキング・ディナーの機会に日・カンボジア共同声明および日・カンボジア経済共創パッケージも発出することになった。
日・カンボジア経済共創パッケージではOpen RANの実証実験にも言及している。
デジタル経済社会の発展に資する各種協力としてOpen RANの実証実験を含むオープンでセキュアな通信環境の整備で協力する。
オープンでセキュアな通信環境の整備は日本側の担当機関が総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)、カンボジア側の担当機関が郵便電気通信省(Ministry of Post and Telecommunications:MPTC)となる。
なお、郵便電気通信省はカンボジアの政府機関で電気通信および郵便行政を担う。
日本とカンボジアは5GやOpen RANなどで協力を確認したことになる。
カンボジアではNTT DOCOMOとNEC Corporation (日本電気)の合弁会社であるOREX SAIが総務省と連携して第4世代移動通信システム(4G)でOpen RANの実証実験を進めている。
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