超薄型iPhone Airは全世界でeSIMオンリー、中国本土では諸条件あり
- 2025年09月10日
- Apple関連

米国(アメリカ)のAppleはスマートフォン「iPhone Air」を発表した。
iPhone Airは本体の厚さが約5.64mmと超薄型のスマートフォンである。
iPhone Airの型番はA3260、A3516、A3517、A3518の4型番となる。
4型番とも超薄型の実現のために物理的なSIMカード、いわゆるpSIMを廃止しており、内蔵式のeSIMに限り利用できる。
なお、日本ではA3516を販売することが決定している。
中国本土でもeSIMを利用することになるが、中国本土ではeSIMの利用に諸条件が存在する。
中国本土の通信事業者のeSIMプロファイルはA3518に限りインストールできる。
中国本土には4社の移動体通信事業者(MNO)と複数の仮想移動体通信事業者(MVNO)が存在するが、移動体通信事業者でChina Unicom (中国聯通)として展開するChina United Network Communications (中国聯合網絡通信)が中国本土で唯一のiPhone Air向けにeSIMを提供する通信事業者となる。
中国本土ではiPhone AirでeSIMをアクティベートする場合は本人確認書類を用意してChina United Network Communicationsの店舗を訪問する必要がある。
A3518は中国本土に限定して販売する型番で、中国本土以外の通信事業者のeSIMプロファイルもインストールできる。
A3260、A3516、A3517では中国本土の通信事業者のeSIMプロファイルはインストールできないため、中国本土で利用する必要が発生した場合は国際ローミングで利用することになる。
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