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レバノンでLiban Telecomの事業開始へ、2002年に設立決定も未稼働



レバノンの政府機関で電気通信行政を担う電気通信省(Ministry of Telecommunications:MOT)はLiban Telecomの稼動に関する計画を発表した。

Liban Telecomは2002年7月22日に制定した2002年電気通信法第431号で固定通信事業を担う株式会社として設立することが規定された国営の通信事業者である。

レバノンでは固定通信事業は同国の政府機関である旧ラジオオリエント運営管理機構(Organisme de Gestion et d’Exploitation de l’ex Radio Orient:Ogero)が独占している。

2002年電気通信法第431号では固定通信事業を旧ラジオオリエント運営管理機構からLiban Telecomに移管することも規定されたが、2002年電気通信法第431号の制定から23年以上が経過後も固定通信事業は旧ラジオオリエント運営管理機構が独占する状況に変わりない。

当然ながらLiban Telecomは未稼働である。

しかし、レバノンでは2025年2月8日に新内閣が始動しており、電気通信省の主導のもとでLiban Telecomの稼働に向けて取り組むことになった。

電気通信省は2002年電気通信法第431号の完全な実施を重視しており、Liban Telecomの稼働も2002年電気通信法第431号の完全な実施の一環である。

詳細な時期までは開示していないが、2002年電気通信法第431号の規定に従いLiban Telecomの事業を開始する計画という。

なお、旧ラジオオリエント運営管理機構は固定通信事業で携帯通信技術も採用している。

第2世代移動通信システム(2G)、第4世代移動通信システム(4G)、第5世代移動通信システム(5G)を導入しており、レバノンで最初に5Gを導入した通信事業者となった。

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