Qualcommのチップセットのロードマップがリーク、Snapdragon 810 (MSM8994)は2015年Q1に登場へ
- 2014年08月17日
- その他モバイル端末
米国のQualcommが開発中のチップセットに関する最新のロードマップがリークされた。
リークされたロードマップには発表済みのチップセットを含めて、リリースの時期などが記載されている。
2014年第4四半期にはMSM8939とMSM8936がリリースされる予定である。
MSM8939はQualcomm Snapdragon 615で、MSM8936はQualcomm Snapdragon 610となる。
いずれもCPUは動作周波数が1.5~1.7GHzで64bitに対応する。
MSM8939がオクタコア、MSM8936がクアッドコアとなる。
GPUはQualcomm Adreno 405を搭載する。
通信モデムを内蔵しており、LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/GSM/CDMA2000方式に対応する。
2015年第1四半期にはMSM8994とMSM8909が登場する。
MSM8994はQualcomm Snapdragon 810で、MSM8909はQualcomm Snapdragon 210である。
MSM8994はハイエンドのチップセットとなる。
CPUはクアッドコアのARM Cortex-A53とクアッドコアのARM Cortex-A57の計オクタコアで、big.LITTLE構成を採用している。
GPUはQualcomm Adreno 430を搭載している。
通信モデムはMDM9635を統合しており、LTE UE Category 6やその他W-CDMA/TD-SCDMA/GSM/CDMA2000方式にも対応する。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションにも対応しており、3帯域のキャリアアグリゲーション、すなわち3*20MHz幅に対応する。
MSM8909はCPUはクアッドコアのARM Cortex-A7となる。
GPUはQualcomm Adreno 304を搭載している。
通信モデムを内蔵しており、LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/GSM/CDMA2000方式に対応する。
2015年第2四半期にはMSM8992がリリースされる予定となっている。
MSM8992はQualcomm Snapdragon 808となる。
CPUはクアッドコアのARM Cortex-A53とデュアルコアのARM Cortex-A57の計ヘキサコアで、big.LITTLE構成を採用する。
GPUはQualcomm Adreno 418を搭載している。
通信モデムはMDM9635を統合しており、LTE UE Category 6やその他W-CDMA/TD-SCDMA/GSM/CDMA2000方式にも対応する。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションにも対応しており、3帯域のキャリアアグリゲーションも可能である。
3帯域のキャリアアグリゲーションに対応した最初の端末は、Qualcomm製のチップセットを搭載することになると思われる。
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