サムスンのスマートフォン事業の不振が影響して日立マクセルが業績下方修正、早期退職の募集も
- 2014年10月22日
- その他モバイル端末
日立マクセルは2014年4月28日に公表した2015年3月期の業績予想を下方修正したことを発表した。
売上高を1670億円から1540億円に、営業利益を85億円から51億円に下方修正している。
ハイエンドスマートフォン向けの民生用リチウムイオン電池の受注が減少したことが影響したとのことである。
日立マクセルは主にハイエンドスマートフォン向けに民生用リチウムイオン電池を供給しているが、エントリークラスのスマートフォンの比率が予想以上に増加する中で、今後は大きな収益が見込めないと判断している。
民生用リチウムイオン電池の主な供給先は韓国のSamsung Electronicsであり、Samsung Electronicsのハイエンドスマートフォンが販売不振であることの影響を受けた形になる。
今後はリチウムイオン電池事業は今後の成長が期待できるマイクロ電池や低地型蓄電システムなどにリソースのシフトを進めるほか、早期退職を募集して人員削減を進める。
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