北朝鮮のインターネット障害で再び高麗リンクの3Gサービスに影響発生
- 2014年12月28日
- 海外携帯電話
朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)で再び発生したインターネット接続障害でCHEO Technology JV Company (逓オ技術合作会社/체오기술합작회사)がブランド名をkoryolink (高麗リンク/コリョリンク/고려링크)として提供する移動体通信サービスにも影響が発生したことが分かった。
平壌市局を設置している中国の新華網の報道によると、北朝鮮で発生したインターネット接続障害の影響で、2014年12月27日の19時30分よりkoryolinkの移動体通信サービスが利用できなくなったという。
2014年12月27日の21時30分時点では復帰していないと伝えられている。
北朝鮮では2014年12月21日から2014年12月23日にかけてもインターネット接続障害が発生し、固定回線のSTAR JOINT VENTURE CO LTD (星合営会社/별합영회사)に加えてkoryolinkの移動体通信サービスにも影響が及んでいた。
発生した事象としては北朝鮮のウェブサイトへの接続が不安定になるなど、2014年12月21日に発生したインターネット接続障害と似ていることより、外部からのDDos攻撃が原因と見られる。
北朝鮮のインターネット接続における自律システムはSTAR JOINT VENTURE CO LTDのAS131279のみであり、AS131279は中国のChina United Network Communications (中国聯合網絡通信)のAS4837を経由している。
そのため、AS131279とAS4837の間で障害が発生すれば北朝鮮全体のインターネット接続に影響が及ぶ。
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