JSRがマウスコンピューター向けと同等モデルを含む複数のWindows Phone搭載スマートフォンを公開
- 2015年03月04日
- Windows関連
中国のShenzhen JSR Technology(深圳市基思瑞科技)はOSにWindows Phone 8.1を採用した複数のスマートフォンを公開した。
公開されたスマートフォンは「innos A40B」「innos I7B」「innos i625」「innos M54TE」の4機種である。
innos A40Bはローエンドのスマートフォンとなる。
チップセットにはQualcomm Snapdragon 200を搭載する。
ディスプレイは解像度がWVGA(480*800)である。
カメラはリアに約500万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約30万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はW-CDMA/GSM方式に対応している。
デュアルSIMに対応しており、2枚のSIMカードを挿入することが可能である。
システムメモリの容量は512MBで、内蔵ストレージの容量は4GBである
innos I7Bはミッドレンジで質量が約99.0gの軽量なスマートフォンとなる。
チップセットはQualcomm Snapdragon 400を搭載する。
CPUはクアッドコアで動作周波数が1.2GHzとなっている。
ディスプレイは約4.7インチHD(720*1280)液晶となる。
カメラはリアに約800万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約200万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はW-CDMA/GSM方式に対応している。
デュアルSIMに対応しており、2枚のSIMカードを挿入することが可能である。
システムメモリの容量は1GBで、内蔵ストレージの容量は8GBである。
innos i62SEはミッドレンジで、フロントにもカメラ用のフォトライトを搭載したスマートフォンである。
チップセットはQualcomm Snapdragon 400を搭載している。
CPUはクアッドコアで動作周波数が1.2GHzである。
ディスプレイは約5.0インチHD(720*1280)液晶となる。
カメラはリアに約800万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約100万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はW-CDMA/GSM方式に対応している。
デュアルSIMに対応しており、2枚のSIMカードを挿入することが可能である。
システムメモリの容量は1GBで、内蔵ストレージの容量は8GBである。
innos M54TEはミッドハイでLTE方式の通信にも対応したスマートフォンとなる。
チップセットはQualcomm Snapdragon 400を搭載している。
ディスプレイの解像度はHD(720*1280)となる。
カメラはリアに約800万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約100万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はFDD-LTE/W-CDMA/GSM方式に対応している。
デュアルSIMに対応しており、2枚のSIMカードを挿入することが可能である。
このうち、innos M54TEは日本のマウスコンピューターが予告したWindows Phone 8.1を採用したスマートフォンと同等モデルとなる。
なお、マウスコンピューターが販売するモデルはシングルSIMになるなどinnos M54TEとはスペックの一部が異なっているが、マウスコンピューターが設計を手掛けて製造をShenzhen JSR Technologyが担当すると思われる。
Shenzhen JSR Technologyは自社ブランドとなるinnosブランドを保有するが、主要事業は製造受託サービスを主要事業としており、innosブランドではなく他社ブランドで展開することが基本となる。
2014年に開催されたMobile World Congress 2014においてWindows Phoneの開発パートナにShenzhen JSR Technologyが参加することが発表されており、すでにPolaroidを含む複数のブランドに対してOSにWindows Phoneを採用したスマートフォンのハードウェアを製造している。
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