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KDDI向けの京セラ製VoLTE対応スマートフォンと思われるKA43が技適通過、国際ローミング用の周波数でも通過



総務省の技術基準適合証明又は工事設計認証を2015年2月後半に通過した端末が公示された。

KDDI向けのKYOCERA製FDD-LTE/WiMAX 2+(TD-LTE)/W-CDMA/GSM端末「KA43」が2015年2月27日付けでTUVを通過した。

工事設計認証番号は005-100972。

モバイルネットワークはFDD-LTE 2100(B1)/1800(B3)/800(B18/B26)/700(B28) MHz, WiMAX 2+(TD-LTE) 2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I) MHzで認証を受けている。

Bluetoothや無線LANの周波数でも通過している。

無線LAN通信は2.4GHz帯に加えて5.xGHz帯にも対応しており、規格はIEEE 802.11 a/b/g/n/acに対応すると思われる。

KA43は未発表端末のメーカー型番である。

モバイルネットワークの通信方式や対応周波数よりKDDI向けの端末と考えられる。

CDMA2000方式では認証を受けていないため、LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTEに対応すると思われる。

KDDI向けの端末は国際ローミング用として、他の日本の移動体通信事業者で利用可能なFDD-LTE 1800(B3) MHzやW-CDMA 2100(I) MHzにも対応している。

SIMロック解除が義務化となり、日本において他の移動体通信事業者のSIMカードで利用されることを想定したためか、国際ローミング用の周波数でも認証を受けている。

auの2015年夏モデルとして登場する見通し。

総務省 電波利用ホームページ

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