LG Optimus Vu: II LG-F200K レビュー – 外観編
- 2013年05月05日
- ブログ
LG Electronics製のLTE/W-CDMA/GSM端末「LG Optimus Vu: II LG-F200K (KT版)」を入手したのでレビューを行う。
韓国の移動体通信事業者のみが扱っているLG Optimus Vu: IIは流通量が少ないが、KT版のLG-F200Kを入手することが出来たので、今回はハードウェアを中心にレビューする。
カラーバリエーションはIllusion BlackとIllusion WhiteとIllusion Pinkの3色が存在しており、Illusion Blackを選ぶことにした。
LG Optimus Vu:の後継端末として登場しており、アスペクト比が3:4のディスプレイを搭載していることが特徴である。
ディスプレイは約5.0インチXGA(768*1024)IPS液晶とLG Optimus Vu:から変更されていないが、ベゼルが狭くなって筐体サイズがコンパクトになっている。
ディスプレイの上にはLG Electronicsのロゴとフロントカメラを備える。
フロントカメラは約130万画素のCMOSイメージセンサである。
ナビゲーションキーは左からクリアキー、ホームキー、メニューキーである。
クリアキーとメニューキーは静電容量方式のタッチセンサキーで、ホームキーは物理的なキーとなっている。
タッチセンサキーのバックライトは端末カラーによって異なっているが、Illusion Blackの場合は青色に光る。
上のサイドにはイヤホン端子とT-DMBのアンテナを備えている。
T-DMBとは韓国の地上デジタル放送で、スマートフォン上で視聴することが可能である。
T-DMBのアンテナは可動式で、長く伸ばせるようになっている。
右のサイドには電源キーのみを備えている。
左のサイドにはワンタッチメモキーとボリュームキーを備える。
ワンタッチメモキーを押すと、ワンタッチで手書きメモ機能を起動することが可能である。
下のサイドにはMicro USB端子を備えており、充電等はこの端子を経由して行う。
リアにはリアカメラやカメラ用のフォトライトを備えている。
取り外し可能なリアカバーとなっており、光を当てると角度にキラキラと光る加工になっている。
リアカメラは約800万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサである。
リアカバーにはNFCのアンテナを備えており、当然ながら本体との接点も搭載している。
電池パックは容量が2150mAhのリチウムイオン電池で、取り外しが可能となっている。
リアカメラの右下にはSIMカードスロットと外部メモリスロットが重なるように配置されている。
SIMカードのサイズはMicro SIM (3FF)となっている。
外部メモリとしてはmicroSD最大2GB/microSDHC最大32GBに対応している。
LG Optimus Vu: IIは韓国の移動体通信事業者であるSK TelecomとKTとLG U+が扱っている。
SK Telecom版のLG-F200SはLTE 1800(B3)/850(B5) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II) MHz, GSM 1900/1800/900 MHzに対応し、KT版のLG-F200KはLTE 1800(B3)/900(B8) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II) MHz, GSM 1900/1800/900 MHzに対応し、LG U+版のLG-F200LはLTE 2100(B1)/850(B5) MHz, CDMA2000 1700(BC4) MHz, W-CDMA 2100(I) MHz, GSM 1900/1800/900 MHzに対応する。
移動体通信事業者が販売しているが、SIMロックは掛かっていない。
操作性や動作はLG Optimus Vu:よりも明らかに向上されており、使用していてストレスは殆ど感じなかった。
LTE UE Category 3に対応しており、韓国を含めた一部の地域では下り最大100Mbps/上り最大50Mbpsでの通信が可能となっている。
香港でもLTEネットワークでの通信が可能で、大容量通信を伴うシーンでも快適に使えた。
RUBBERDIUM PENでの操作に対応していたりと、特徴的な機能も有しているので、今後はその辺りも交えてソフトウェアのレビューを行う予定である。
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