中国聯通などが上海ディズニーランドで世界初の4.5Gネットワークを構築することで合意
- 2015年07月19日
- 海外携帯電話
中国の移動体通信事業者であるChina Unicom(中国聯通)の上海支社であるShanghai Unicom(上海聯通)、中国のHuawei Technologies(華為技術)、米国のDisneyの中国における提携企業であるShanghai Shendi Group(上海申迪集団)の3社は4.5Gネットワークの展開について戦略的提携を締結したことを発表した。
この戦略的提携では世界初の4.5Gネットワークを展開することで合意しており、また2016年春の開業を目指す上海ディズニーランド(上海迪士尼楽園)で4.5Gネットワークを展開する計画も公表されている。
中国が国策で掲げるインターネット+(互聯網+)を実現するために、積極的に4.5Gネットワークのような新技術の導入やスマートシティの構築を推し進めるという。
インターネット+はモバイルインターネット・クラウド・ビッグデータ・IoTなどを近代製造業と連携させて電子商取引やインターネット関連産業の発展を促進し、中国のインターネット関連企業のグローバル展開を支援する狙いがある。
上海市を観光都市として近代化する上で、まずは上海ディズニーランドが開設される上海国際観光リゾート地区(上海国際旅遊度仮区)のスマート化を目指し、その一環で世界初の4.5Gネットワークを上海ディズニーランドに構築する。
モバイルインターネットやウェアラブルデバイスを含むモバイル端末を活用し、スマートな駐車場、スマートな顧客誘導、その他の先進的なサービスを提供する計画としている。
3社の戦略的提携の合意に先立ち、China UnicomとHuawei TechnologiesはLTE-Mについて提携することで合意している。
LTE-MはLTE方式をベースとしてM2M機器向けに開発が進められており、4.5Gの一つとして位置付けられている。
上海ディズニーランドではLTE-Mが世界で初めて導入される可能性がある。
一人でディズニーランドを訪問するのは寂しいが、開業すれば4.5Gの視察に訪問してみたい気もするところである。
China Unicom
Huawei Technologies
Disney
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