ブルガリアのVIVACOMが3C-HSDPAを導入、3Gで下り最大63Mbpsに
- 2015年08月19日
- 海外携帯電話
ブルガリアの移動体通信事業者であるVIVACOMは3C-HSDPAを商用化したことを発表した。
3C-HSDPAは3-Carrier HSDPAを意味しており、5MHz幅のコンポーネント・キャリアを3つ用いる。
通信速度の理論値は下り最大63.3Mbpsに達する。
これまではDC-HSDPAの下り最大42.2Mbpsで提供しており、通信速度を高速化することになる。
周波数は2.1GHz帯(Band I)を使用しており、ブルガリアの行政機関であるCommunications Regulation Commission(CRC)が2.1GHz帯の周波数を追加で利用可能としたため、VIVACOMは3C-HSDPAの商用化に至った。
3C-HSDPAの商用化はトルコの移動体通信事業者であるTurkcellに続いて2例目となる。
なお、VIVACOMはLTEサービスを提供しておらず、ブルガリアではMax TelecomのみがLTEサービスを提供している。
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