docomo Optimus it L-05E レビュー 其の2
- 2013年07月15日
- docomo-LG
AppComing様からLG Electronics製のスマートフォン「docomo Optimus it L-05E (以下、L-05E)」を借りたので、数回に渡ってレビューを書いていく。
2012年の夏モデルとして登場したdocomo Optimus it L-05D (以下、L-05D)の後継端末で、ペットネームはOptimus itとそのままで、デザインはL-05Dのそれを引き継いでいる。
第2回目のレビューとなる今回はLG Electronicsの独自機能の一部を紹介する。
各メーカーが独自機能を実装する中で、LG Electronicsも独自機能を拡張して充実したものとしている。
LG ElectronicsのスマートフォンはL-05Eに限らず、ジェスチャー機能やQスライドといった機能を搭載している。
全ての機能を紹介しきることはできないが、その一部を紹介しておく。
まずはジェスチャー機能。
ジェスチャー機能は本体を裏返したりすることで、着信音やアラーム音の停止が可能である。
センサー感度の補正機能も備えている。
アプリケーションのアスペクト比を補正する機能も有している。
解像度がHD(720*1280)でアスペクト比が16:9のL-05Eでは特に必要はないようにも感じた。
この機能は解像度やアスペクト比が特殊な端末では便利だろう。
スマートスクリーンは視線をディスプレイに向けている時はディスプレイを消灯しないようにする機能である。
ただ、周囲の環境により正常に視線を検出できない場合は、この機能が動作しない場合もあるので注意しておきたいところだ。
通知画面の構成はトグル等の簡単な設定と通知である。
トグルの編集では並べ替えや表示及び非表示の設定が可能となっている。
Qスライドの編集も通知画面からできる。
Qスライド機能はアプリをウィンドウで表示することが可能である。
ウィンドウの位置やサイズを変更することもできる。
この機能によって、複数のアプリを同時に表示することが可能となり、非常に便利である。
以上で簡単なLG Electronicsの独自機能の紹介を終わりとする。
通知画面は各メーカーがカスタマイズを加えて独自性を出している部分でもあるが、複数のメーカーの端末を使用した中でLG Electronics製端末の通知画面は使いやすい部類であると感じている。
L-05Eは比較的コンパクトな筐体で、ソフトウェア面でも作り込まれており、日常生活で使っていて不満はないだろうと感じた。
ただ、NTT docomoの2013年夏モデルから何か端末を選択するとなった場合、L-05Eを選ぶに至る決定的な理由が欠けているような気がした。
また、使ってみて良いと分かる端末ではなく、使う前にもっと興味を持ってもらえる要素があると良いのではと思ったところである。
NTT docomoの戦略上ある程度は仕方ない部分もあると思うが…
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。