総務省が020から始まる番号をM2M用などに割り当てへ、桁数は13桁に
- 2015年10月19日
- その他国内携帯電話
総務省は2016年より020から始まる携帯電話番号を開放する方針を固めたことが分かった。
020は機器間通信(M2M)などデータ通信専用の携帯電話番号となり、IoTの普及に伴う携帯電話番号の需要拡大に対応するという。
これまでは音声契約以外も070/080/090から始まる電話番号を割り当てていたが、020を導入すれば020に一本化する計画とのことである。
すでにM2Mサービスなどで070/080/090を利用している場合は、機器更新のタイミングで020への移行を促すとしている。
020から始まる携帯電話番号はこれまでの携帯電話番号の11桁から13桁へ桁増しして、約80億の携帯電話番号を用意する計画である。
020の導入当初は11桁とするものの、タイミングを見計らって桁増しを行うことで十分な番号空間を確保するという。
なお、12桁または13桁への桁増しは大きなコストの違いはないものの、14ケタの場合はPHSの改修コストが大きいために困難としている。
総務省は早ければ2016年4月以降に省令を改正し、2016年中に020の利用を開始する見通し。
060から始まる電話番号については、携帯電話番号の需要や020の利用動向を踏まえつつ、将来的に携帯電話番号として使用することも見据えて留保しておくことが適当としている。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。