Wireless City Planningが韓国のMODACOMと共同でAXGP対応の屋外設置型端末WiMO-LTO100を開発
- 2015年11月09日
- SoftBank-総合
SoftBankグループのWireless City Planning (WCP)は韓国のMODACOM(モダ情報通信)と共同でAXGP端末「WiMO-LTO100」を開発したことを発表した。
WiMO-LTO100はTD-LTE方式と互換性を確保したAXGP方式に対応しており、一般的にLTE Outdoor CPEと呼ばれる屋外設置型端末となっている。
通信方式はAXGP(TD-LTE) 2500(B41) MHzに対応している。
周波数範囲は2545.0~2595.0 MHzとなり、地域広帯域移動無線アクセスシステム(以下、地域BwA)用の周波数範囲も含まれている。
LTE UE Category 4に対応しており、通信速度は下り最大110Mbps/上り最大10Mbpsとなる。
屋外の利用に特化した設計を採用しており、IP67に準拠した防水性能や防塵性能、風速70m/秒の強風に耐える防風性能を備える。
IEEE802.3af準拠のPower over Ethernet (PoE)給電方式に対応し、屋外での電源工事は不要である。
使用環境は温度が-30~70度、湿度は5~90%としている。
監視カメラやIP告知放送など屋外での公共サービスに高い親和性と謳っている。
一部の地域BWA事業者は公共サービスでAXGP方式のネットワークを活用する方針を明らかにしており、地域BWA高度化方式としてAXGP方式を導入する地域BWA事業者がWiMO-LTO100を採用する可能性がある。
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