スポンサーリンク

マカオのCTM 4G+ Concept StoreでLTE対応プリペイドSIMを購入



マカオ特別行政区(以下、マカオ)の移動体通信事業者であるCompanhia de Telecomunicacoes de Macau(澳門電訊:以下CTM)が4G+として提供するLTEサービスを試すためにマカオを訪問し、CTMが販売しているLTE対応プリペイドSIMカードを購入した。

香港国際空港から香港特別行政区には入らずマカオに向かったが、香港国際空港からはマカオ半島とタイパ島へのフェリーが運航されている。

今回はCTMがLTEサービスの提供に合わせて新たに開設したCTM 4G+ Concept StoreでLTE対応プリペイドSIMカードを購入したかったため、マカオ半島のフェリーターミナルに向かった。

なお、CTM 4G+ Concept Storeはマカオ半島のフェリーターミナルから徒歩で行ける範囲である。

マカオ半島のフェリーターミナルに設置されているSIMカードの自動販売機ではすでにLTE対応プリペイドSIMカードを販売していたが、上記理由によりスルーした。

CTMはLTEサービスの対応プランとして複数のプランを用意しているが、プリペイドSIMカードの初期パッケージで最も無難なプランがBEST “Online Everywhere in Macau” 4G+ Prepaid Card Packageだろう。

フェリーターミナルの自動販売機ではBEST “Online Everywhere in Macau” 4G+ Prepaid Card Packageを取り扱っていた。

BEST “Online Everywhere in Macau” 4G+ Prepaid Card Packageは2日間と7日間が用意されており、販売価格はそれぞれ100マカオパタカと200マカオパタカである。

データ通信容量は無制限であるが、2日間の場合は1GBを超過すれば、また7日間の場合は2GBを超過すれば256kbpsより遅くならない程度の速度に制限される。

2日以上の滞在となるため、7日間を購入することにした。

SIMカードのサイズはMini SIM (2FF)サイズ、Micro SIM (3FF)サイズ、Nano SIM (4FF)サイズのトリプルカットである。

CTMはLTE用の周波数としてFDD-LTE方式の1.8GHz帯(Band 3)を15MHz幅、2.6GHz帯(Band 7)を15MHz幅、TD-LTE方式の2.3GHz帯(Band 40)を10MHz幅のライセンスが発給されており、ライセンス上はこれらすべての周波数でLTEサービスを提供できるが、2015年11月中旬の時点で2.6GHz帯の運用は開始していない。

1.8GHz帯と2.3GHz帯のデュアルバンドでLTEサービスを提供していることになるが、大半のエリアが1.8GHz帯でカバーされており、1.8GHz帯のみ利用できる端末でも問題なく利用できる。

CTM 4G+ Concept Storeには屋内基地局が設置されており、通信速度を測定してみたところ下りは100Mbps近くを記録した。

詳細については改めてどこかで書く予定なので、今回はここまで。

ctm
ctm_1

スポンサーリンク

コメントを残す









  • follow us in feedly
  • Recent Entries


  • スポンサーリンク

    Instagram



  • Amazonアソシエイト

  • SNS

  • Calendar

    2023年9月
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930  
  • Archive

  • Select Category

  • LINK