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WiMAX 2+とFDD-LTEに対応したモバイルWi-Fiルータau HWD14が技適通過



総務省の技術基準適合証明又は工事設計認証を2013年7月に通過した端末が公示された。
KDDI向けのHuawei Technologies製LTE/AXGP(TD-LTE)/WiMAX端末「HWD14」が2013年7月5日付けでDSPRを通過した。
HWD14は下記の無線種別でDSPRを通過している。
第2条第11号の19に規定する特定無線設備
第2条第19号に規定する特定無線設備
第2条第19号の3に規定する特定無線設備
第2条第19号の3の2に規定する特定無線設備
第2条第51号に規定する特定無線設備
第2条第54号に規定する特定無線設備
モバイルネットワークはLTE 1500(B11)/800(B18) MHz, AXGP(TD-LTE) 2500(B41) MHz, mobileWiMAX IEEE 802.16e 2600 MHzで通過している。
FDD-LTE方式の通信はLTE 1500(B11) MHzとLTE 800(B18) MHzのデュアルバンドに対応しており、LTE 2100(B1) MHzには対応していないが、KDDI向けの周波数帯であることが分かる。
HWD14は未発表端末の型番である。
型番規則よりKDDI向けの端末であることが分かる。
WiMAXを指す“第2条第51号に規定する特定無線設備”や、次世代PHSを指す“第2条第54号に規定する特定無線設備”でも通過していることが特徴的である。
第2条第51号に規定する特定無線設備は従来のWiMAXであるので特に目新しさはないが、第2条第54号に規定する特定無線設備はKDDI向けの端末としては初めて認証を受けている。
次世代PHSはAXGP方式を指しており、TD-LTE方式と互換性を有するように設計されている。
少なくとも、AXGP方式とTD-LTE方式は端末側のハードウェアは共用が可能となっている。
KDDIグループのUQ CommunicationsはWiMAX 2+を2013年10月に開始する予定である。
WiMAX 2+はTD-LTE方式と互換性を有するモードも用意されており、UQ Communicationsが提供するWiMAX 2+がTD-LTE方式と互換性を有するのであれば第2条第54号に規定する特定無線設備で認証を受けても不思議ではない。
AXGP方式はSoftBankグループが提供しているので、KDDI向け端末で対応するとは非常に考えにくく、WiMAX 2+に対応していると考えるのが妥当だろう。
Bluetoothの周波数では通過していないが、無線LAN通信でも通過しており、モバイルWi-Fiルータとなることが分かる。
無線LAN通信は2.4GHz帯に加えて5.xGHz帯でも認証を受けている。
CDMA2000方式では認証を受けておらず、音声端末ではないのでCDMA2000方式には非対応となる可能性も十分に考えられる。
2013年の冬モデルとして登場する見通しなので、楽しみにしておきたいところである。
・総務省電波利用ホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/index.htm

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“WiMAX 2+とFDD-LTEに対応したモバイルWi-Fiルータau HWD14が技適通過” への2件のフィードバック

  1. LTE-X より:

    SECRET: 0
    PASS:
    早くもWiMAX2+対応端末来ましたね。
    LTE 2100(B1) MHz非対応は残念ですが仕方がないですよね。理論値110MbpsのWiMAX2+端末として出す意味がなくなってしまいますからねw

  2. ぱおぱお より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >LTE-Xさん
    10月にサービスインでそれの前後に発売するのであれば、認証に登場してもおかしくない時期ですからね。
    B1ですと20MHz幅*2でもっと出ますしねw

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