ジンバブエ政府がTelecelの買収を完了、VimpelComはジンバブエから撤退
- 2016年03月10日
- 海外携帯電話
ジンバブエ政府はジンバブエの移動体通信事業者であるTelecel Zimbabweの買収を完了した。
これまでTelecel Zimbabweの筆頭株主はオランダに本社を置くVimpelComで、出資比率は60%であったが、ジンバブエの法律では移動体通信事業者への出資比率は過半数がジンバブエ資本である必要があると定められており、VimpelComはジンバブエの法律に違反していた。
VimpelComはTelecel Zimbabweへの出資比率を低くする方向で動いていたが、それには困難があったためにVimpelComが保有するTelecel Zimbabweの株式すべてを4,000万米ドル(約45億3,875万円)でジンバブエ政府に売却し、ジンバブエから撤退することで決定した。
これによってTelecel Zimbabweの筆頭株主はジンバブエ政府となり、ジンバブエ政府はTelecel Zimbabweの株式60%を保有し、残りの40%は引き続きジンバブエの企業が保有している。
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