台湾の中華電信が3CC CAに対応したスマートフォンLG G5 SPEEDを公開
- 2016年06月05日
- Android関連
台湾の移動体通信事業者であるChunghwa Telecom (中華電信)はLG Electronics製のスマートフォン「LG G5 SPEED (LG-H858)」を公開した。
Chunghwa Telecomが大4Gとして提供する3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)に対応したスマートフォンである。
OSにAndroid 6.0 Marshmallow Versionを採用している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 820 (MSM8996)となる。
CPUはクアッドコアで動作周波数は2.15GHzとなっている。
ディスプレイは約5.3インチWQHD(1440*2560)液晶を搭載している。
カメラはリアに約1600万画素CMOSイメージセンサと約800万画素CMOSイメージセンサのデュアルカメラ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1800(B3)/ 900(B8)/850(B5)/700(B17) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTE UE Category 9やLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した3CC CAに対応しており、ハードウェアの性能上は通信速度が下り最大450Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
キャリアアグリゲーションの組み合わせは2コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(2CC CA)がCA_3A-7A、CA_3A-8A、CA_7A-8A、3CC CAがCA_3A-7A-8Aとなり、Chunghwa Telecomの3CC CAを利用できる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)も利用可能で、高音質な音声通話などを実現する。
SIMカードはシングルSIMで、左図はNano SIM (4FF)サイズとなる。
Bluetooth 4.2や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応する。
システムメモリの容量は4GBで、内蔵ストレージの容量は32GBである。
電池パックは取り外し可能で、容量は2800mAhとなっている。
カラーバリエーションは黒、金、粉の3色を用意している。
価格は23,900台湾ドル(約79,000円)に設定されている。
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