ウズベキスタンの携帯電話事業者UMS、4G LTE開始から1週間で利用者は1万人に
- 2016年06月29日
- 海外携帯電話
ウズベキスタンの移動体通信事業者であるUniversal Mobile Systems (UMS)は4GとしてLTEサービスを開始しており、LTEサービスの利用者はLTEサービスの開始から1週間で1万人に達したことを明らかにした。
LTEサービスの開始当初は首都のタシケントのみを提供エリアとしており、2016年末までは提供エリアがタシケントのみに限定されるものの、すでに利用者が1万人を超えたという。
料金は従来から据え置きとなり、また申し込みは販売店に行かずにUSSDコードの送信のみで完了するため、顧客は手軽にLTEサービスを利用することができる。
なお、LTEサービスの周波数はFDD-LTE方式の800MHz帯(Band 20)を採用し、帯域幅は10MHz幅*2で通信速度が下り最大75Mbps/上り最大25Mbpsとなる。
Universal Mobile SystemsはロシアのMobile TeleSystems (MTS)とウズベキスタン政府の合弁会社であり、出資比率はMobile TeleSystemsが50.01%、ウズベキスタン政府が残りの49.99%である。
Mobile TeleSystemsは過去にUzdunrobitaとしてウズベキスタンで移動体通信事業を手掛けていたが、ウズベキスタン政府が免許を剥奪したことに伴ってウズベキスタンから撤退しており、Mobile TeleSystemsは免許の剥奪を不服として国際仲裁まで発展した。
しかし、Mobile TeleSystemsとウズベキスタン政府は和解に至り、Mobile TeleSystemsはウズベキスタン政府と共同出資でUniversal Mobile Systemsを設立してウズベキスタンに再参入を果たした。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。