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ミャンマー政府が10月に周波数オークションを実施、TD-LTEを導入へ



ミャンマー(ビルマ)の政府機関で電気通信事業などを管轄する運輸・通信省は2.6GHz帯の周波数オークションに関する計画を明らかにした。

当初は2016年3月に実施する計画としていたが、2016年7月25日付けで周波数オークションのプロセスに関する新たな計画を公表している。

2016年7月25日から2016年8月9日まで関心表明を受け付け、2016年8月9日から2016年8月16日まで関心表明の提出者の審査を実施する。

2016年8月17日より関心表明の提出者に対して財務状況、技術力、株主に関する情報の提出を求め、2016年9月7日を締め切りとする。

2016年9月28日に関心表明の提出者から入札資格者を発表し、2016年9月29日または2016年9月30日に周波数オークションの申込書および合意書を入札資格者に提供する。

周波数オークションの申込書は2016年10月5日を提出期限とし、2016年10月5日から2016年10月14日まで入札資格者から周波数オークションに関する質問を受け付ける。

質問は2016年10月10日に回答し、2016年10月12日には周波数オークションの予行演習を実施する。

2016年10月17日に周波数オークションを実施し、必要であれば2016年10月18日も周波数オークションを実施、それでも周波数オークションが終了しなければ2016年10月19日まで延長できるよう日程を確保している。

周波数オークションの時間帯は10時より開始し、17時に終了とするが、17時までに周波数オークションが終了しなければ翌日に繰り越しとする。

周波数オークションの勝者を2016年10月20日に発表し、周波数オークションのプロセスに関する報告書は2016年11月3日に公開して周波数オークションのすべてのプロセスが完了する予定である。

2.6GHz帯の周波数オークションでは2575.0~2615.0 MHzの40MHz幅を開放する。

ロットは2つとなり、ロット1が2575.0~2595.0 MHzの20MHz幅、ロット2が2595.0~2615.0 MHzの20MHz幅で、TD-LTE方式での利用が見込まれる。

3つのリージョンごとに割り当てとなり、リージョン1はネピドー、マグウェ、バゴー、モン、カレン、タニンダーリ、リージョン2はヤンゴン、エーヤワディ、ラカイン、リージョン3がマンダレー、サガイン、チン、シャン、カチン、カヤーである。

5年以内の人口カバー率達成条件も用意されており、リージョン1が30%、リージョン2が50%、リージョン3が35%となっている。

既存の移動体通信事業者と資本関係がある事業体、周波数オークションに参加する事業体と資本関係がある異なる事業体は周波数オークションに参加不可としている。

運輸・通信省

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