リオ五輪の北朝鮮選手団、Samsung Galaxy S7 edge Olympic Games Limited Editionを受け取らず
- 2016年08月14日
- Android関連
韓国(南朝鮮)のSamsung Electronicsはブラジルのリオデジャネイロにおいて開催中の第31回オリンピック競技大会で無線通信端末カテゴリのワールドワイドオリンピックパートナであり、第31回オリンピック競技大会に参加する選手や関係者に対してスマートフォン「Samsung Galaxy S7 edge Olympic Games Limited Edition」を提供しているが、朝鮮民主主義人民共和国(以下、朝鮮)の選手団は受け取っていないことが分かった。
選手団が開会式にSamsung Galaxy S7 edge Olympic Games Limited Editionを持ち込めるよう選手村への入村時に配布されたが、朝鮮選手団は開会式で一人も持ち込んでおらず、受け取っていない可能性が予想されていた。
複数の海外メディアの報道によると、朝鮮民主主義人民共和国オリンピック委員会の責任者はSamsung Galaxy S7 edge Olympic Games Limited Editionを選手に渡していないことが確認されたという。
Samsung Galaxy S7 edge Olympic Games Limited Editionを渡さなかった理由としては、朝鮮の選手団が同国と敵対的な関係にある韓国の製品を国際的な場で所持することは相応しくないと判断した可能性が考えられる。
また、朝鮮では過去に流通していたRyusong (류성)シリーズのほか、現行ではArirang (아리랑)シリーズやPyongyang (평양)シリーズのように自国ブランドのスマートフォンが販売されているが、一部の機能が制限されており、このような状況から選手がSamsung Galaxy S7 edge Olympic Games Limited Editionを利用して選手村の無線LANなどを使用することを防ぐ狙いもあると思われる。
朝鮮の選手団は韓国の製品は使わずに素晴らしい自国ブランドの製品を堂々と使ってほしいところである。
ちなみに、中国・北京に赴任しているAIR KORYO (高麗航空/コリョ航空/고려항공)の職員がSamsung Galaxy S6を利用しているところを目撃したことはある。
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