次期Google NexusスマートフォンとなるHTC G-2PW2100がFCC通過
- 2016年08月16日
- Android関連
HTC (宏達国際電子)製のFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM端末「HTC G-2PW2100」が2016年8月15日付けでFCCを通過した。
FCC IDはNM8G-2PW2100。
モバイルネットワークはFDD-LTE 2600(B7)/2300(B30)/1900(B2/B25)/ 1700(B4)/850(B5)/800(B26)/ 700(B12/B13/B17) MHz, TD-LTE 2500(B41) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV)/850(V) MHz, CDMA2000 1900(BC1)/800(BC0/BC10) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。
Bluetoothや無線LANやNFCの周波数でも通過している。
無線LAN通信の規格はIEEE 802.11 a/b/g/n/acに対応する。
2.4GHz帯に加えて5.xGHz帯の無線LAN通信も可能となっている。
HTC G-2PW2100は未発表端末のメーカー型番に該当する。
FCCの公開資料には取扱説明書の最終版は米国のGoogleが展開するNexusシリーズのウェブサイトで公開すると記載されており、またメーカー型番は通常のHTCのメーカー型番の頭にGoogleを意味すると思われるGが付されている。
これらのことより、G-2PW2100はGoogleのNexusシリーズのスマートフォンとなることが決定的で、コードネームはSailfishとなる模様である。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)にも対応しており、FCCでは認証を受けた周波数を利用したキャリアアグリゲーションの組み合わせも公開している。
キャリアアグリゲーションの組み合わせはインターバンド・キャリアアグリゲーションがCA_2A-4A、CA_2A-4C、CA_2A-4A-5A、CA_2A-4A-12A、CA_2A-4A-13A、CA_2A-4A-29A、CA_2A-5A、CA_2A-5A-30A、CA_2A-12A、CA_2C-12A、CA_2A-12A-30A、CA_2A-13A、CA_2C-13A、CA_2A-17A、CA_2A-29A、CA_2A-29A-30A、CA_2A-30A、CA_4A-5A、CA_4A-5A-30A、CA_4A-7A、CA_4A-7A-12A、CA_4A-12A、CA_4C-12A、CA_4A-12A-30A、CA_4A-13A、CA_4C-13A、CA_4A-17A、CA_4A-29A、CA_4A-29A-30A、CA_4A-30A、CA_5A-30A、CA_12A-30A、CA_29A-30A、イントラバンド・コンティギュアス・キャリアアグリゲーションがCA_2C、CA_7C、CA_41C、イントラバンド・ノン・コンティギュアス・キャリアアグリゲーションがCA_2A-2A、CA_4A-4A、CA_25A-25A、CA_41A-41Aとなる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)にも対応している。
FCCでは電磁的表示となるラベルが公開されている。
ラベルには米国以外にカナダと欧州の認証が含まれており、米国やカナダを含めた北米版と欧州を含めた国際版を分けずに、共通のハードウェアを用意すると思われる。
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