サウジアラビア当局、電気通信分野の小売業務を9月2日までにサウダイゼーション完了を指示
- 2016年08月30日
- 海外携帯電話
サウジアラビアの政府機関である労働・社会開発省は2016年9月2日までに電気通信分野における小売業務の従業員を完全にサウジアラビア国籍とする、いわゆるサウダイゼーションの完了を指示したことが分かった。
サウダイゼーションの完了までには6ヶ月間の猶予が与えられており、最初のステップは2016年3月10日から3ヶ月間は従業員の50%をサウジアラビア国籍とし、そこから3ヶ月後の2016年9月2日には完全にサウジアラビア国籍とする計画である。
電気通信分野における小売業務には携帯電話端末の販売、保守、アクセサリ類の販売などモバイル業界全体が含まれる。
労働・社会開発省はサウダイゼーションの状況を監視しており、最初のステップでサウジアラビア国籍が50%以上に高めることができなかった小売店は強制的に閉鎖されている。
電気通信業務は軍事的、社会的、経済的に重要な情報を取り扱うため、サウジアラビア国籍に限定するべきと説明しているが、サウダイゼーションは他分野でも推進している。
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