フィリピンの携帯電話事業者Globe Telecom、マニラ首都圏でLTE B28のエリアを拡大
- 2016年09月05日
- 海外携帯電話
フィリピンの移動体通信事業者であるGlobe TelecomはLTEサービスにおいてAPT700 FDDとも呼ばれるFDD-LTE方式の700MHz帯(Band 28)を導入しており、マニラ首都圏で700MHz帯の提供エリアを大幅に拡大したことを明らかにした。
2016年5月下旬にフィリピンの政府機関で電気通信事業などを管轄するNational Telecommunications Commission (NTC)がGlobe Telecomに対して700MHz帯を含めた複数の周波数の利用を許可し、これを受けてGlobe Telecomは2016年6月上旬より700MHz帯の展開に着手している。
マニラ首都圏ケソンシティのディリマンに位置するハーディン・ナン・ブーゲンビリアで1局の基地局から700MHz帯の運用を開始したが、2016年6月下旬には新たに10局以上の基地局で700MHz帯の運用を開始した。
新たに150以上の基地局で700MHz帯を運用しており、マニラ首都圏の主要なビジネス地区などをカバーしているという。
また、2016年末までにフィリピン全土で500以上の基地局で700MHz帯の運用を開始し、マニラ首都圏の大部分を700MHz帯でカバーする方針も明らかにしている。
700MHz帯では基地局から半径2.2kmのエリアをカバーし、提供エリアの拡大や通信品質の向上を実現するとアピールしている。
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