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インドネシアにおける2016年Q2のスマホ出荷シェアが判明、インドネシア企業もトップ5に入る



香港特別行政区の調査会社であるCounterpoint Technology Market Researchはインドネシアにおける2016年Q2のスマートフォン出荷台数に関する調査結果を発表した。

スマートフォンの出荷台数は前年同期比で約5%の減少、前期比で約8%の増加を記録している。

前期比では増加したものの前年同期比では減少しており、インドネシア政府がインドネシア国内製造を推進したことが出荷台数の鈍化に影響したされる。

すべての携帯電話のうち3分の2がスマートフォンという。

メーカーおよびブランド別のシェアでは1位が韓国のSamsung Electronicsで約22.0%、2位が中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (広東欧珀移動通信)で約17.3%、3位が台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)で約13.9%、4位がインドネシアのAries Indo Globalで約6.4%、5位がインドネシアのSmartfren Telecomで約5.9%、その他のメーカーおよびブランドが約34.5%である。

Aries Indo GlobalはEvercossブランドを展開しており、Smartfren Telecomは移動体通信事業者であるが、自社ブランドのスマートフォンを相次いで投入している。

また、機種別のシェアも公開されており、1位がSamsung Galaxy J1 miniで約5.2%、2位がSamsung Galaxy J2で約4.6%、3位がOPPO F1で約4.4%、4位がOPPO Neo7で約4.3%、5位がASUS ZenFone Go (ASUS_X014D)で約4.0%、6位がSamsung Galaxy J1 (2016)で約3.6%、7位がOPPO F1 Plusで約2.9%、8位がASUS ZenFone Selfieで約2.3%、9位がSamsung Galaxy J3で約2.2%、10位がSamsung Galaxy J1で約1.7%となる。

Samsung Electronics製のスマートフォンは低価格なSamsung Galaxy Jシリーズが圧倒的に人気であり、トップ10のうち半数がSamsung Galaxy Jシリーズである。

Guangdong OPPO Mobile Telecommunications製のスマートフォンはSelfie Expertとして自分撮り(Selfie)機能を強化したエントリークラスのスマートフォンであるOPPO Fシリーズが支持を集めている。

ASUSTeK Computerからは2機種がトップ10に入っている。

全体的に低価格帯のスマートフォンが多いが、インドネシアは貧困層ではなくとも所得水準は低く、このような背景で低価格帯のスマートフォンが売れる傾向にあると考えられる。

Counterpoint

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