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米国の航空機内で安全対策済みのGalaxy Note7が発煙する事故が報告される



米国において航空機内でスマートフォンが発煙して乗員乗客が避難する事態が発生していたことが米国メディアの報道で分かった。

スマートフォンの発煙が報告された旅客便は米国の航空会社であるSouthwest Airlinesが運航するWN994便と報じられている。

WN994便は米国のケンタッキー州に位置するルイビル国際空港(SDF)から米国のメリーランド州に位置するボルチモア・ワシントン国際空港(BWI)に向かう旅客便であるが、搭乗中に乗客のスマートフォンが発煙したため、乗客乗員は離陸前に速やかに全員が避難したという。

Southwest Airlinesは米国メディアに対してスマートフォンが発煙したことを認めており、全員が避難して怪我人も発生していないと伝えた。

発煙したスマートフォンの所有者によると、発煙したスマートフォンはSamsung Electronics製のSamsung Galaxy Note7で、安全対策済みの個体とされている。

元々はリコールの対象個体を所有していたが、2016年9月21日に米国の移動体通信事業者であるAT&T Mobilityの取扱店で交換対策済みの個体と交換しており、Samsung Electronicsが安全と宣言した個体で発煙する事故が発生したことになる。

発煙時の状況も伝えられており、電源を切ってポケットに入れようとしたところ異常昇温が発生し、手放したところ発煙したという。

航空機への搭乗時という状況であるため、スマートフォンの所有者が意図的にSamsung Galaxy Note7を発煙させた可能性は低いと考えられる。

Samsung Electronicsも安全対策済み個体とされるSamsung Galaxy Note7が発煙したことを把握しており、調査する方針を示したとのことである。

US Today

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