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米スプリントの顧客満足度が最下位に転落、ソフトバンクとのシナジー効果の現れ?



SoftBankの傘下となった米国のSprintは米国の消費者情報誌であるConsumer Reportsが発表した2013年の米国における移動体通信事業者の顧客満足度調査で大手4社の中で最下位に転落した。
2012年は2位であったが、2013年は2つも順位を落としたことになる。
調査の対象は音声通話やデータ通信や料金等の8項目が対象となっており、100点満点で評価される。
Sprintは100点満点中59点で最下位になったとのことだ。
首位は2012年に引き続きVerizon Wirelessで71点を獲得している。
2位はT-Mobile USの65点で、3位がAT&T Mobilityの64点となっている。
SprintはLTEの展開が遅れており、直近の四半期決算では大手4社の中で唯一の純減を記録していた。
日本ではJ.D. Power Asia Pacificが日本における2013年の移動体通信事業者の顧客満足度調査を公開している。
大手3社を対象とした評価で採点方法は異なるものの、首位はKDDI、2位はNTT docomo、3位はSoftBankとなっている。
日米両方でSoftBankグループは顧客満足度の最下位を記録したことになる。
SoftBankによる買収が直接的な関係があるのかどうかは判断しかねるが、SoftBankの傘下となった後の公表結果で順位を落としたことは確かである。
Sprintを買収時にSoftBankとのシナジー効果をアピールしていたが、現時点ではなかなシナジー効果が生まれているとは言えない状態である。
端末開発やサービス開発等は長い時間を要するため、シナジー効果を出すのにも時間が掛かるので仕方がないことではある。
ただ、日米揃ってSoftBankグループの移動体通信事業者が最下位を記録、しかも米国では2位から転落して最下位となり、それらに加えて日本ではSoftBankグループ各社が悪徳商法並みの販売手法を繰り広げているとなると、ようやくシナジー効果が現れたと揶揄されても仕方はないだろう。
・日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2201C_S3A121C1EB2000/

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