サムスン電子が2016Q3の業績速報値を下方修正、Galaxy Note7の販売中止が影響
- 2016年10月12日
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韓国のSamsung Electronicsは2016年第3四半期の業績速報値を下方修正すると2016年10月12日の16時(日本標準時/韓国標準時)付けで発表した。
Samsung Electronicsは確定実績を含む決算発表資料の公示前に暫定実績として業績速報値を公示しているが、金融監督院の電子公示システムを通じて事前に公示していた業績速報値を修正すると案内している。
売上高は修正前の49兆韓国ウォン(約4兆5,118万円)から47兆韓国ウォン(約4兆3,276万円)に下方修正し、前期比は3.81%減から7.73%減に、前年同期比は5.19%減から9.06%減に修正した。
営業利益は修正前の7兆8,000億韓国ウォン(約7,182億円)から5兆2,000億韓国ウォン(約4,788億円)に下方修正し、営業利益は4.18%減から36.12%減に、前年同期比は5.55%増から29.63%減に転じた。
下方修正の主要な理由はSamsung Galaxy Note7の製造と販売の中止に伴う直接的な費用を反映したためで、会計基準に基づいて売上高と損益の変動は2016年第3四半期の業績に反映すべきであり、有価証券市場公示規定に基づき暫定実績を修正および修正内容を公示したと説明している。
Samsung Electronicsは相次いでSamsung Galaxy Note7の焼損事故が発生したことを受けて、2016年10月11日に顧客の安全を最優先とするためにSamsung Galaxy Note7の製造と販売を中止することに決定した。
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