サムスン電子、Galaxy Note7の中止に伴うサプライヤの損害を全額補償すると発表
- 2016年10月18日
- Android関連
韓国のSamsung Electronicsはスマートフォン「Samsung Galaxy Note7」の販売中止に伴い、サプライヤに対して損害を全額補償すると発表した。
Samsung Electronicsは製造が完了した部品はもちろんのこと、未完成の部品のほか部品を製造する目的で調達した資材も含めて全額補償することで決定し、この内容をサプライヤ各社に通知したことを明らかにしている。
補償基準を案内しており、製造が完成した部品は納入単価と在庫数から計算して全額補償、未完成の部品は製造の進行状況に応じて資材や製造コストを計算して全額補償、調達済み資材はサプライヤが調達した価格で全額補償するとのことである。
Samsung Electronicsに直接納入する一次サプライヤはSamsung Electronicsが補償し、二次サプライヤは一次サプライヤが、三次サプライヤは二次サプライヤが補償するとのことで、Samsung ElectronicsはSamsung Galaxy Note7に関係したサプライヤが損害を被ることがないよう精査する計画という。
また、サプライヤの負担を最大限に軽減するために、全額補償を迅速に完了させる方針としており、他機種の部品を発注するなどサプライヤの支援策を検討中であることも発表している。
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