サムスン電子が2016年Q3の業績を発表、Galaxy Note7の影響で営業利益は30%減
- 2016年10月27日
- 海外携帯電話
韓国のSamsung Electronicsは2016年第3四半期の業績を発表した。
連結売上高は47.82兆韓国ウォンで前年同期の51.68兆韓国ウォンから7.5%の減少、営業利益は5.2兆韓国ウォンで前年同期の7.39兆韓国ウォンから29.7%の減少となった。
事業別では半導体事業は売上高が13.15兆韓国ウォン、営業利益が3.37兆韓国ウォンである。
ディスプレイ事業は売上高が7.06兆韓国ウォン、営業利益が1.02兆韓国ウォンとしている。
半導体事業やディスプレイ事業では収益性の高い製品の販売が拡大したとのことである。
Consumer Electronics (CE)事業は売上高が11.24兆韓国ウォン、営業利益が0.77兆韓国ウォンとなった。
テレビや生活家電などプレミアム製品の販売拡大により、前年同期比で業績を改善したという。
スマートフォンを含めたIT&Mobile Communications (IM)事業は売上高が22.54兆韓国ウォン、営業利益が0.1兆韓国ウォンと低水準な結果に終わった。
旗艦製品として期待されたSamsung Galaxy Note7の中止により業績が大幅に下落したが、Samsung Galaxy S7やSamsung Galaxy S7 edgeなど従来製品の堅調な販売に支えられたとしている。
Samsung Galaxy Note7の中止は2017年第1四半期まで影響を与えると見込まれるが、2016年第4四半期はSamsung Galaxy S7やSamsung Galaxy S7 edgeの販売拡大を通じて前年同期レベルの業績を達成するために努力し、2017年には新型の旗艦製品を発売して巻き返す方針とのことである。
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