豪州の携帯電話事業者Telstra、GSMを停波
- 2016年11月30日
- 海外携帯電話
豪州の移動体通信事業者であるTelstraはGSM方式のネットワークを停波し、GSM方式による2Gサービスを終了した。
Telstraは900MHz帯でGSM方式を運用していたが、豪連邦領クリスマス島を除いた豪州全土でGSM方式の停波に伴い2016年12月1日の0時1分(豪州東部夏時間)に2Gサービスの提供を終えた。
GSM方式は1993年4月に運用を開始しており、23年半以上もGSM方式を運用してきた。
2014年半ばより2016年中にGSM方式を停波する計画を発表し、2Gサービスの利用者はW-CDMA方式による3GサービスやFDD-LTE方式による4Gサービスにアップグレードするよう促していた。
統合、撤退、ライセンス剥奪などの理由を除いて、新たな世代の通信方式への移行を目的としたGSM方式の停波は世界で初めてである。
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