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台湾当局が航空機内でGalaxy S6が発火した件を調査すると発表



台湾の政府機関で航空事故やインシデントの調査などを担当する飛航安全調査委員会(Taiwan Aviation Safety Council:ASC)は台湾籍の航空機内でスマートフォンが発火した件を調査すると発表した。

台湾の航空会社であるChina Airlines (中華航空)が2016年12月7日に運航したCI027便において、乗客が持ち込んだスマートフォンが発火したと報告されている。

CI027便はパラオのロマン・トメトゥチェル国際空港(ROR)から台湾の台湾桃園国際空港(TPE)に向かう定期旅客便で、フィリピンのマニラ上空を飛行中にスマートフォンが発火し、China Airlinesの客室乗務員が処理したという。

当該便は定刻よりも1分早い22時4分(台湾・国家標準時間)に目的地の台湾桃園国際空港に安全に着陸し、スマートフォンの発火による怪我人は発生していない。

なお、当該便の機材はBoeing B737-800、機体番号はB-18605とのことである。

発火したスマートフォンは韓国のSamsung Electronicsが開発したSamsung Galaxy S6であることが明らかにされている。

飛航安全調査委員会は国際民間航空機関(International Civil Aviation Organization:ICAO)が航空事故やインシデントの調査について規定した第13附属書(Annex13)に従い、担当者を派遣して運航乗務員や客室乗務員への聞き取り、コックピットボイスレコーダ(CVR)やフライトデータレコーダ(FDR)の解析など、調査を実施すると発表している。

調査結果の報告書は飛航安全調査委員会による調査が終了後に発表するという。

飛航安全調査委員会

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